ダイアモンドヘッド

 前にダイアモンドヘッドへ行った事のある連れ合いの提案で、7時頃ホテルを出る。オハナ・イーストからダイアモンドヘッドまでは15分もあれば充分行ける・・・・・道に迷わなければ・・・・。
 特に難しい道では無いのだが、道沿いにあったダイアモンドヘッドへの道しるべを見逃したため、結局、くる〜っと、ダイアモンドヘッドを時計回りに一周する事になってしまった。さすがに2周目には道しるべを見つけて程なく、ダイアモンドヘッドの駐車場に着く。5ドルを支払い、ほとんど車のいない駐車場に車を停める。

 これは駐車場からの登り口にある標識。この右側にトイレがあり、その横で大きなクーラーにせっせことペットボトルの水を運んでいる若い男の子がいた。
 溶岩の山腹を上っていく。人はあまりおらず、時折、外人の人が山頂までジョギングをしているようで、何人かと出会った。
 途中、狭いトンネルを抜けるとこのような長い階段がある。元軍事施設だったという事なので、この階段の上は多分、蓋がされていて、カモフラージュされていたのだろう。この階段を上りきると右側にある螺旋階段を上り、山頂のすぐ下に出る。
 駐車場から30分ほどで山頂に着く。思ったより近かった。ひいひいいいながら、汗だくになりながら登るような話を聞いていたので、ちょっと拍子抜けだった。まあ、晴れて暑かったらそうなるかもしれないが。
 山頂からワイキキの街を望む。あいにく、天気が曇りだったので、景色がもひとつはっきりしない。「晴れてたらすごくきれいよ。」とは連れ合いの話だが、ちょっと残念。
 山頂より駐車場を望む。駐車場が火口の中にある様子がよくわかる。
 駐車場に向かって下る。そろそろ登ってくる人も増えてくる。駐車場に近づいて行くと、日本人ツアーのご一行とすれ違った。一団が終わると次の一団、また次の一団が・・・。思わず、「駐車場にバスは何台やろな。」と連れ合いと話した。僕の予想は9台、連れ合いの予想は6台。
 やがて駐車場のトイレまで来ると、さっきの若い男の子がペットボトルの水を売っていた。なるほどと思った。
 ちなみに、駐車していたバスは6台だった。早くに登って正解だった。この人数と一緒になれば、途中の狭い通路や階段は大変な事になっていただろう。



 正直、僕にとっては思っていたほどではなかったな〜という感じだろうか。連れ合いいわくは、「天気のいい時を見ていないから」との話なので、晴れていたらすばらしい景色を見ることが出来るのかもしれない。

 ただ、少し思うのは、マウイのハナにしろ、このダイアモンドヘッドにしろ、事前の情報があまりにも素晴らし過ぎないだろうか。ハレアカラ山のダウンヒルにしても、実際に走っているのを見ると、別に行きたいと思わなくなってしまったし。

 あっ、けして、悪かったという話ではありません。行ってよかったと思いますし。ただ、もっと素晴らしい景色を想像していたもので。

 駐車場に戻ると、ホテルへ向かう。今日はこの後、ホテルから歩いてJCBプラザに行く予定である。旅行中に一度はいいレストランへ行こうと話していたので、その予約と、連れ合いがかなり疲れている事もあり、せっかくだから、スパにいって、マッサージでも受けてゆっくりすればいいと思い、その予約を頼むためだ。
 その後、ハワイに来たなら行っておかなくてはならないだろう、パールハーバーのアリゾナメモリアルが本日のメインイベントである。

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